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MCTオイルは危険性じゃない! 効果と飲み方のまとめ

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みなさんは「MCTオイル」って聞いたことがありますか? 「MCTオイル」というのは、”Medium Chain Triglyceride”の頭文字をとったもので、中鎖脂肪酸だけを抽出したオイルのことです。栄養の吸収が早いことから、医療現場では40年前から用いられていましたが、最近ではスーパーでも陳列され、ごく手軽に入手できるようになっています。

今回は、そんな私たちが手軽に手に入れられるMCTオイルの効果や飲み方と危険性に関する情報をまとめていきます。 では、早速見ていきましょう。

 <中鎖脂肪酸の特徴>

油の主成分の脂肪酸は炭素が鎖状につながって構成されていて、長鎖脂肪酸・中鎖脂肪酸・短鎖脂肪酸と炭素結合の長さで分類されています。(ちなみに、オリーブオイルやサラダ油など多くの植物油は、長鎖脂肪酸に分類されます)

長鎖脂肪酸は十二指腸で加水分解され、腸管で吸収、リンパ管や静脈を通り、脂肪組織や筋肉組織にとどまります。この蓄えられた脂肪は、体のエネルギー源であるブドウ糖が不足しないと使われず体脂肪になります。

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一方、中鎖脂肪酸は長鎖脂肪酸の半分程度の長さで、水になじむ形状をしているので、小腸で吸収された後、すぐに肝臓でケトン体へ分解されます。しかも、肝臓での中鎖脂肪酸の分解速度も速く、一般的な油の1/5時間でエネルギーとして使えるようになります。

MCTオイルの効果

①ダイエット効果

MCTオイルには、脂肪の燃焼を活性化させる働きと、体内に蓄積されている脂肪を排出させる働きがあります。また、糖・脂肪の吸収スピードを穏やかにするため、体内にあらたな脂肪を蓄積しにくくさせる働きもします。さらに、ケトン体がエネルギーとして使われるので、ブドウ糖が減らないので、血糖値が維持されて空腹感を感じにくくなります。MCTオイルで痩せやすく太りにくい体質に変化させるケトン体ダイエットを実践する方も増えてきています。

②持久力アップ

ケトン体をエネルギーとして使用し、ブドウ糖を残すことで、疲労度が抑えられ長時間の運動が可能になるといわれます。

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③糖尿病予防

MCTオイルに含まれている水溶性食物繊維のペクチンの働きで、脂肪や糖の吸収スピードが緩やかになります。糖の吸収をゆっくりにする働きにより、食後の血糖値の急上昇を予防することができ、糖尿病の予防にもつながります。・・・他にも中鎖脂肪酸は「アディポネクチン」という体内の糖尿病予防ホルモンを増加させることがわかっています。

④認知症予防・脳卒中の改善

MTCオイルは肝臓で分解されたケトン体は、脳のエネルギー源にもなり、活性酸素や炎症など脳の老化の原因から脳を保護する働きをします。アルツハイマー・脳卒中・認知症・パーキンソン病・自閉症・てんかんなどの改善が見込まれています。

⑤悪玉コレステロール値を下げる

MCTオイルの中鎖脂肪酸は、他の油と異なりコレステロール値をほぼ上昇させません。さらに善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールは減少させ、様々な生活習慣病の原因となる動脈硬化を予防することができます。

⑥便秘解消効果

水溶性食物繊維ペクチンの働きで、固くなった便に水分を含ませて柔らかくするので、便秘解消の効果があります。

⑦美肌効果

ケトン体の元となるβヒドロキシ酪酸が抗酸化酵素を活発化させるので、老化の原因となる活性酸素を無毒化することができます。肌さびの原因となる活性酸素が減ることで、アンチエイジング効果が期待でき、さらにアレルギーやアトピー性皮膚炎などの改善効果が期待できます。

MCTオイルの正しい飲み方

MCTオイルの摂取目安量は1日30g(大さじ2杯程度)です。慣れるまでは小さじ1杯程度から始めることをお勧めします。

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①飲み物に混ぜる

コーヒーに混ぜるのが一番代表的な摂り方ですが、紅茶・牛乳・豆乳・ジュース・スムージーなどに混ぜても大丈夫です。また、運動前に摂取する場合は、プロテインドリンクなどに混ぜるのもいいでしょう。

②ドレッシングとしてかける

ドレッシングにプラスしてサラダにそのままかけても味が変わらないのでおいしく食べられます。ひと手間を加えて、卵・酢・塩と混ぜて自分好みの自家製のマヨネーズを作るというのもいいですね。

③料理に混ぜる

加熱に弱いので、食べる直前にスープ・カレー・味噌汁などの汁物に加える方法も、風味が出るのでおいしくいただけます。他にも食べる直前に、納豆やパンケーキ、ヨーグルトにかけるという手軽な方法もあります。

 MCTオイルの危険性

MCTオイルを安心して摂取するためには、次のポイントを必ず守って取り入れることが大切です。

①加熱しない

油を高温で熱し続け、煙が出る温度を発煙点といいます。オリーブオイルは190℃なのに対しMCTオイルは150℃と40度も低い温度で煙が出てしまうのです。

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また、MCTオイルが不完全燃焼で発生した煙の中には、発がん性物質の多環芳香族炭化水素が含まれています。MCTオイルの加熱による発煙や引火の危険を防ぐためにも、揚げ物や炒め物には使用せずに、必ず生食で摂取しましょう。

②下痢のおそれ

MCTオイルは消化吸収が早いのが魅力ですが、同時に摂取量が多いと負担になり下痢を起こす危険性があります。特に、MCTオイルを初めて飲む人は、体が慣れていないので注意が必要です。肝臓から胆汁が十分に分泌されずに、消化できず処理しきれないことがあります。

・・・すると小腸は過剰な脂質を排出しようとするので、胃腸の痙攣やおう吐を引き起こすことがあります。したがって、普段から胃腸が弱いと感じている方は、特に体調の変化に気を遣い、スプーン1杯くらいから少しずつ様子をみながら取り入れましょう。

③アレルギー反応の可能性

低い純度のMCTオイルには不純物が混入したり、他のオイルがブレンドされている可能性が高くなります。不純物や他のオイルが混入していると、中鎖脂肪酸が混入物と反応することによりアレルギー反応の危険性があります。

値段の安さだけでMCTオイルを選ぶのではなく、原材料の確認を必ず行ってから購入しましょう。高品質といわれるスリランカやフィリピンのココナッツオイルから作られたMCTオイルがいいでしょう。他にもサプリメントでもMCTオイルがあるので、手軽に安心しっとり入れたい方は、こちらも選択肢に加えてみてください。

④「ケトアシドーシス」の心配

血液中のケトン体が急増し、エネルギーとして使用されることなく、体内にケトン体が蓄積してしまう状態を、「ケトアシドーシス」といいます。このとき、血液中のpHは酸性に傾いた高血糖の状態になります。同時に肝臓が糖を排出しようと一時的に多尿になって脱水症状が起こる場合もあり、さらに高血糖になる危険があります。

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インスリン不足の1型糖尿病の方、インスリン依存型2型糖尿病の方はケトアシドーシスの状態が続くと意識障害が起こり、昏睡やショック症状が起こり死に至るとても危険な症状です。血糖値が高めの方や糖尿病の方は、ケトアシドーシスの心配があるのでMCTオイルの摂取は避けましょう。

血糖値に特に問題のない方がMCTオイル摂取により、すぐにケトアシドーシスを引き起こすことはありませんが、過剰な糖質制限ダイエット中は、高血糖になりやすいため注意が必要です。

⑤肝臓への負担

肝臓の働きは脂肪の分解することです。MCTオイルはそのまま肝臓にたどり着くので、普段より肝臓を無理に働かせてしまい肝臓に負担がかかります。肝臓に持病のある方は、MCTオイルの摂取によって肝機能を弱める可能性があり、さらには肝不全に至ってしまう危険があります。肝炎・肝硬変・肝がん・肝性脳症などの方は、医師への相談なしにMCTオイルを摂取するのは絶対にやめてください!

 まとめ

オリーブオイル・ココナッツオイル・えごま油・亜麻仁油などたくさんのオイルの健康効果が注目されていますが、ケトン体を上手に活用できるのがMCTオイルです。他のオイルに比べ注意点がありますが、ポイントを守れば多くの人は安全に摂取することができますね。スーパーなどでも手軽に手に入れることができるので、気になる方はぜひチェックしてみてください♪

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では、最後までお読みいただきありがとうございました。